大事な友達へ

君に初めて会ったのは、
確か1年生の終わりの頃。

クラスは違ったけど
部活の時に君の名前を
何回か聞いていました。

どんな人なのかな。
きっと面白い人なんだろうな。
話してみたいな。
なんて。

2年生になって、
君と同じクラスになりました。

色々あったけど、
一緒に帰ったり、
しゃべったり、
そんな君との時間が
とても楽しかったです。

実は君が引っ越すっていうのは
結構前から知っていて、
いつか、終わってしまうなら
時間なんて止まっちゃえばいいのに。
何回もそう思いました。

でも、
どんなに思っても、
どんなに願っても、
その日はだんだん近くなっていきました。

最後に友達と君を呼び出したとき
泣いてしまって
上手く言えなかったけど、
私は君と会えて、
仲良くなれて、
すごく楽しかったです。
君がいなかったら
多分、今の私はないでしょう。
また大きくなったら、
絶対にみんなでどこかで会おうね。

それまで、今はさよなら。
いってらっしゃいって送るから、
また会ったら
ただいまって返してね。

大好きだよ。
ありがとう。