小説2ww

今回は特に名前を付けないでやってみます。
本音を言うとキャラに名前を付けない方が柊的には書きやすいというか…
完全に切なくなってますwそれでもいい方はどうぞ




「ハァ…」
また…か。
ここ最近『君』の夢しか見ない。
『君』が誰なのかはわからない。
わかるのかもしれない。
けれど思い出せない。
でも懐かしい感じがする。
そんな人。

夢の中でしか会えない『君』は、いつも何もしゃべらない。
何故か僕の横に座って何かするわけでもなくぼーっとしている。
よくわからない。何がしたいんだろう。

ある日、『君』が突然口を開いた。
「久しぶりだね。」
何の事か分からなかった。
初めて会った筈の『君』に久しぶりと言われる意味が分からなかった。
「覚えてないか…」
君はすごく悲しげな表情をした。
僕は『君』のことを思い出せなかった。

続く((オイ